美容CLINIC総研vol.4
所長 石田 毅
4月から紫外線上昇!
肌トラブル対策に美容医療は活用されてる?!
今年は4月にも関わらず、新潟では早くも夏日が記録され、今後の気温動向が不安ですが、気温に関係なく紫外線は一般的に「4月」から一気に増加する傾向にあります。ピークは7月~8月ですが、4月は過ごしやすい季節なので油断しがち。夏に比べると日差しの強さを実感しにくいですが、春も日焼け止めなどの紫外線対策をしっかり行う必要があります。

紫外線ダメージは、シミ・そばかす・シワやたるみの原因となります。たとえ曇り空でも紫外線は常に降り注いでいますし、室内にいても窓から差し込む紫外線を浴びてしまうため、UVケアは毎日行うことが重要です。このことは、多くの人が知ることになったためか、UVケアへの意識は大幅に改善されていることが明らかになりました。
美肌維持に欠かせない“日焼け止め”の使用について、塗るタイミング・頻度を聞いたところ、「季節関係なく、毎日塗っている」と答えた人は32.3%。4年前(2020年)の18.3%から大幅に伸ばしました。

同時に、美肌維持や肌トラブルに対する意識の向上はお肌に対する悩みを持つ人が増加していることに反映されている事にも垣間見られます。肌のお悩みがあるかとの質問に、80.0%が「ある」と回答。さらに悩んでいる期間をきくと半数近くの46.1%の方が「5年以上」と回答しました。

そんな肌の悩みを抱える女性が増えていて、お悩み期間も長くなっている中で、その解消のために美容皮膚科に通ったことがある、活用したことがある方はどれ位いらっしゃるのでしょうか?蓋を開けてみると「通った事 がない」が75.6%と大多数を占め、年代別でみると40代はさらに割合が増え、なんと8割以上の方が美容皮膚科へ通ったことはないと回答しています。

美容皮膚科では保険診療ではできない治療を受けることが可能で、そのメリットは薬剤やマシンの開発が進み、以前なら改善が難しかった症状でも、今では改善可能な症状もあることです。しかしながら、現状では肌トラブル対策に美容医療が十分に活用されているとは言えないということが、調査から明らかになりました。
CLINIC総研所長 石田のコメント
身体に対する負担が少ない美容医療の施術でも、なかなか活用に至らない要因のひとつは、「美容医療=美容外科」という印象がまだ根強いことにあると考えられる。
しかしながら、美容医療市場がコロナ禍後に復調の兆しがみられ、コロナ禍前同様、今後右肩上りの成長が予想される中で、外科施術は減少傾向にある一方で、メスを使わない非外科的施術が増加傾向にあり、2017年で見ると非外科的施術の比率が過半数を超え、非外科的施術が主流となっているというデータもあり、この傾向が続けば、美容医療のイメージにも変化が生じることも想定される。
その傾向は、美容医療に対する「外科」と「皮膚科」への抵抗感に関する調査で、どの世代も外科に対して皮膚科には抵抗感が少ないという結果が出ていることや、全世代(10代〜50代)の中で最も人気のある美容医療の施術が、ダウンタイムがほぼなく、普段の生活に支障が少ないことに加え、価格もリーズナブルな「フォトフェイシャル」であるという調査結果からも垣間見られる。
今後、普段の生活の中で欠かすことのできない「お肌のケア」の中で、美容 医療の中でも「皮膚科」の活用が高まるであろう。結果、一般の皮膚科や内科などの医療施設が、美容皮膚科サービスを加える動きが高まり、美容皮膚科を標榜する医療施設が増加することで、美容外科と比べて、美容皮膚科市場の競争が激しくなることが予想される。
資料
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