東京・銀座に立地する、クマ取り専門医が手掛ける落ち着いたクリニック。

クマ取りという専門性の高いクリニックであることから、「美容」よりは「医療」というイメージを訴求し、治療を重視した医療空間として落ち着いたデザインを表現。過度な装飾を避け、明るく開放的な「ハイクラスオープンカフェ」というコンセプトを設定し、銀座にありながらも親しみやすい雰囲気を作りました。

大きな窓からの採光を最大限に活かし、明るく開放的な空間に。訪れた患者様がポジティブになれる雰囲気を作っています。回遊型のレイアウトにより、患者様やスタッフがストレスなく動くことができる設計が特徴で、常に周囲に気を配ることができる安全で効率的な環境を実現しています。オープンな空間でありながら、床材の貼り分けによって各エリアがさりげなくゾーニングされており、エリアごとに異なる素材や質感を選択しています。これにより、視覚的にも空間の違いを感じさせつつ、全体として統一感を保っています。

エントランスから待合エリアにかけて、大理石や木材などの異なるマテリアルを巧みに組み合わせ、落ち着いた医療空間でありながらも個性豊かな表情と高級感を漂わせています。縦のストライプの意匠を院内のところどころに取り入れ、空間が縦に広がりを感じさせるようデザイン的な工夫を施しています。

処置室の扉には濃い木目を採用し、落ち着いた雰囲気に。

YouTube配信も頻繁に行うことから、どの場所でも撮影できるように、細部にわたって質感の違うマテリアルを使用し、背景に変化を持たせています。また、配信中に院内を歩き回ることのできる回遊型の院内は、患者様にクリニックの雰囲気を伝えやすくなっています。

お手洗いのドアにオリジナルデザインのアイコンを制作。愛らしいクリニックロゴデザインから着想を得てデザインしました。