地域初・美容に特化したクリニックは、水の郷にちなんだ爽やかで親しみのある空間。

美容医療を身近に感じてもらい、地域に根付かせていきたいというご要望のもと、爽やかで親しみのある医療空間をつくりました。清潔感のある「白」「水色」をベースカラーに、曲線を多く取り入れた意匠など緊張感を和らげるデザインに。まさに「地域密着のクリニックをつくりたい」という思いを実現したクリニックです。

立地する岐阜県大垣市が全国水の郷100選に選ばれていることから、キーワードの一つとして「水」を設定。白と水色をベースカラーに、入口から受付までの動線を「川」をイメージした床で表現しています。受付カウンターにはモザイクタイルを使用し、爽やかさを演出。シンプルな印象の中に洗練された雰囲気を醸し出しています。また、建具や壁、照明やシェルフなどのインテリアも曲線を意識した構成に。親しみやすい空間づくりになっています。

診察室や処置室などの各部屋に続く通路の入口は、アーチ状に。くぐり抜けると、高さのある天井が印象深く視界に入り、スッキリとした空間を演出しています。また各部屋に配置したボックスライトが優しい光を放ち、柔らかい雰囲気をつくっています。

ナチュラルカラーでコーディネイトしたカウンセリングルーム。ブロンズ色が入ったミラーを設置し、さりげない奥行き感を。

医療器具が設置された処置室や手術室は、緊張感を和らげるためにカラーを立たせた印象にしています。

化粧室は、生まれ変わった自分を実感していただく場所としてシンプルで落ち着いた印象に。

商業施設内の立地であることから、エントランスは親しみのある雰囲気に。ガラス越しに内部が感じられることで安心感を伝えつつも、プライベート性を担保するために磨りガラスを採用しています。また、個性的なS字デザインのドアハンドルと組み合わせ、美容に特化したスタイリッシュさを感じさせています。