ユニフォームを導入している美容クリニックは一般的であると思われますが、今回はデザイン面にこだわりを持ってユニフォームを作成し、導入している美容クリニックをご紹介したいと思います。

東京イセアクリニック

https://www.tokyoisea.com/

セイコメディカルビューティクリニック

https://seikomedical.com/

キュウエンクリニック

https://kyuen-clinic.jp/

お茶の水美容形成クリニック

https://www.ochanomizubiyou.com/

天神竹井皮膚科

美容クリニックがこだわりのユニフォームを導入するメリットとしては以下の4つが挙げられると考えられます。

1.クリニックのブランディングに繋がる

ブランドコンセプトやブランドの世界観にあったデザインのユニフォームを導入することで、世界観がより統一され、ブランドイメージ向上につながります。

2.高級感・清潔感が集客につながりやすい

「美しくなりたい」と訪れる患者は美意識が高く、受付や待合室には特に配慮が必要です。おしゃれなデザインのユニフォームをスタッフ全員が着用することで、高級感や清潔感を演出し、集客アップにつながります。

3.働くスタッフのモチベーションと結束力が向上する

おしゃれなユニフォームはスタッフのモチベーションを高め、一体感を生み出します。連携がスムーズになり、クリニックのサービス向上に寄与します。

4.クリニックの集患や人材獲得に有利に働く

高級感のあるユニフォームは、新規の患者や求職者に好印象を与え、クリニックの信頼性を高めます。結果として、集患や人材獲得に効果的です。

美容医療業界は今後右肩上がりでの成長が予想される中で、クリニック間の競争は益々激しくなることも予想されます。上記のメリットがあるものの、ユニフォーム導入だけで競争に勝ち抜いていける訳ではありませんが、競合差別化観点からこだわりのユニフォーム導入というのは、一つの有効な施策となるものと考えられます。

CLINIC総研所長 石田のコメント

こだわりのユニフォーム導入の一つのメリットとして「ブランディング」を挙げたが、ブランディングはデザインなどの見た目だけではなく、接客なども含め、ユーザーに提供する体験価値の全てに一貫性を持たせることで初めて生み出されるものである。

それを踏まえた上で、今回は先に挙げた5つのクリニックが、ユーザーとの「デザイン」に関する接点でどの程度一貫性があるのかを検証してみたい。

東京イセアクリニック

セイコメディカルビューティクリニック

キュウエンクリニック

お茶の水美容形成クリニック

天神竹井皮膚科

5つのクリニックの「ユニフォーム」「店舗」「WEBSITE」をピックアップして判断した場合、全てブランドを象徴するロゴがあしらわれ。キーカラーをはじめとしたデザインの統一感およびこだわりから世界観の一貫性があるように見受けられる。

ご紹介した5つのクリニックに関しては、少なくともユニフォームにこだわり、揃えることだけがブランディングにつながるとは考えておらず、体験価値に一貫性を持たせることがブランディングにつながることを理解した上で、ユニフォームにもこだわっているように感じる。