top of page
クリニックの設計デザイン・施工
クリニックの設計デザイン・施工

お客様の信頼を得るためには ブランディングという視点が欠かせない





お客様の信頼を得るためには ブランディングという視点が欠かせない


美容医療への関心が高まる中、美容クリニックの数は増加の一途をたどっています。そのような状況下で、「どんな医療が受けられるのか」「どんな先生が診てくれるのか」といったお客様の疑問や不安に応えるためには、明確なコンセプトと丁寧なコミュニケーションが不可欠です。

今回ご紹介するライブリークリニックは、SNSを活用した情報発信やお客様との対話を重視し、独自のコンセプトを視覚的にもわかりやすく伝えるブランディングを行っています。そこで、林政男院長にクリニックのコンセプトやブランディングへのこだわりについて伺いました。




ライブリークリニック

林 政男 院長

昨日よりも「今日」、もっと輝く。


「昨日よりも『今日』、もっと輝く。」

この言葉は、私たちのクリニックが提供する美容医療の理念そのものであり、私自身が大切にしている信念を表しています。美容外科や美容皮膚科を専門に診療するクリニックとして、多くの方に選ばれる理由を、より明確かつ丁寧にお伝えすることが重要だと考えています。

現在、美容クリニックが数多く存在する中で、お客様がどのクリニックを選ぶべきか迷うのは当然のことです。「どんな先生が診てくれるのか」「どんな治療を受けられるのか」という不安は、多くのお客様が抱える共通の疑問です。こうした不安を解消し、私たちの信念や治療に対する姿勢をしっかりと伝えることが、クリニック運営の第一歩だと考えています。

お客様に安心してご来院いただくためには、単に治療技術を提供するだけでは十分ではありません。「どのような思いで、どのような医療を提供するのか」をしっかりとお伝えし、理解していただくことが不可欠です。

クリニックを開業する際、最初に取り組んだのが「コンセプトづくり」でした。コンセプトを基盤とすることで、クリニックの存在意義を明確にし、どのような価値を提供できるかを伝えることが可能になります。もちろん、クリニックは一つのビジネスでもあります。多くのお客様に選ばれるためには、確かなブランディングが欠かせません。お客様に信頼していただき、選ばれるための「顔」となる部分を構築する。それが私にとってのコンセプトづくりの本質です。

今回、これまでのクリニックが手狭になったことをきっかけに、より多くのお客様に満足していただける環境を提供するため、リニューアルを決断しました。このリニューアルを通じて、これまで以上にコンセプトを深化させ、新たな視点でブランディングに取り組むことを目指しました。

「昨日よりも『今日』、もっと輝く。」というフレーズに基づき、一日を大切にしていただきたいという想いを込めて、夜明けと夕焼けを象徴する「碧空黎明」を表現。ブルーとオレンジのグラデーションを取り入れたビジュアルデザインを採用しました。この色合いは、朝と夜という一日の始まりと終わりを象徴し、夜明けが新しい明日を連れてくるように、新たな自分を発見できるクリニックであることを表現しています。夜明けから明るくなるグラデーションには、私たちの想いが込められています。

言葉だけでなく、視覚的な表現を通じて、お客様の心に響くメッセージを伝える。このような取り組みこそが、今回のリニューアルの核となっています。



グラデーションが生み出す新たなブランディングイメージ 


リニューアルに際し、特に重視したのは「クリニックのイメージをいかに視覚的に表現するか」でした。グラデーションデザイン一つを完成させるにも、多くの案を出し、試行錯誤を重ねました。このプロセスにおいて深く関わってくださったのが、内装デザインと施工を手がけるユニオンテックさんです。

ユニオンテックさんは、単なる空間づくりの企業ではなく、「どのような医療を、どのような方々に届けたいのか」というブランディングの根幹から共に考え、提案してくださる頼もしいパートナーです。以前から評判を耳にしており、信頼できるパートナーになってくれると確信していました。実際にプロジェクトを進める中で、期待を上回る提案力と実行力を発揮してくださり、心から感謝しています。

今回のリニューアルを象徴する存在となったのが、先にも触れたブルーとオレンジのグラデーションです。この配色は、クリニックのエントランスや受付カウンターに取り入れています。実は、私個人としてもブルーが好きな色です。


ただし、今回のグラデーションには単なる好みを超えた意味が込められています。ブルーは日常を象徴し、オレンジは夜明けと夕焼け、一日の始まりと終わりを表す色として選びました。「昨日よりも『今日』、もっと輝く。」ためのきっかけを提供したいという願いを、この配色で視覚的に表現しました。

このカラーコンセプトを基に、ロゴデザインもユニオンテックさんと共に制作しました。驚くほど多くの案を提案していただき、対話を重ねながら一つのデザインを完成させました。このプロセス自体が、私たちの想いや方向性を具現化する大切な時間だったと感じています。ロゴや空間デザインを単なる装飾として終わらせず、クリニックの理念を体現するものに仕上げていただき、大変満足しています。

完成した空間は、私たちが目指す医療の在り方を、言葉だけでなく視覚的にも伝える場となりました。患者様にも「ここなら大丈夫」「ここで変わりたい」と感じていただける雰囲気を作り出せたのではないかと思います。 



性別問わず受け入れられる、フラットなクリニック空間


特に私が気に入っているのはエントランスです。この空間は、グラデーションの魅力を最大限に活かしつつ、クリニック全体の「顔」としての役割を果たす重要なスペースです。ブルーとオレンジのグラデーションが印象的に使用される一方、内装全体は白やグレーを基調としたシンプルな構成で、その対比がデザインの魅力をさらに際立たせています。

空間の特徴としては、直線と曲線が絶妙に調和するデザインが挙げられます。エントランスや廊下の一部は角を丸く仕上げて柔らかさを演出し、他の部分では直線を取り入れて洗練された印象を与えています。こうした工夫は、女性のお客様はもちろん、男性のお客様にも親しみやすい雰囲気を意識して取り入れました。性別を問わず多くの方にご来院いただけるよう、誰にとっても居心地の良い空間を目指しました。

また、空間に広がりを感じていただけるよう、壁に設置した飾り棚にも工夫を凝らしました。この棚は、壁を丸くくり抜いたデザインで、背面にミラーを配置することで奥行きを演出しています。ここにはドクターズコスメをディスプレイする予定で、お客様に手に取っていただきやすく、視覚的にも楽しめる空間を目指しています。

エントランスの中心には大きなソファを配置し、その足元には淡い水色のカーペットを敷きました。この色合いは、水の清らかさや静けさをイメージしており、全体の清潔感と調和しています。こうしたデザイン要素を取り入れることで、クリニックに足を踏み入れた瞬間からリラックスしていただけるよう配慮しました。

実は、このエントランスについては、工事が始まってからさらに広さを拡張するよう依頼しました。当初の設計では十分だと思っていましたが、工事が始まると想定よりも狭く感じました。来院されるお客様に、より開放的な空間を提供したいという思いから決断しました。急な変更で施工を担当してくださったユニオンテックさんにはご迷惑をおかけしましたが、最終的に理想通りの空間が完成し、大変満足しています。図面だけではわからないことも多いと改めて感じました。

こだわり抜いたデザインを通じて、来院されたお客様に安心感と新たな一歩を踏み出す期待感を抱いていただけることを願っています。



未来へ向けた挑戦と広がる美容医療の可能性

ライブリークリニックをこの地に開業して以来、多くのお客様に支えられながら診療を続けてきました。そして今回、クリニックの拡大移転という大きな節目を迎えることができました。当初、この地を選んだ理由は、競合が少なく、落ち着いた環境でスタートできると考えたからです。小規模なクリニックとしてスタートしましたが、お客様からのご信頼に支えられ、徐々に規模を拡大することができました。

私が美容医療の道に進んだ背景には、美容への興味とこれまでの経験があります。元々美容皮膚科に勤務して得た知識と経験、そしてその後習得した外科手術の技術。この両者を掛け合わせることで、美容医療において総合的な治療を提供できるようになりました。特に外科手術には大きなやりがいを感じており、私自身の強いこだわりが込められています。また、自分自身も美容ケアを欠かさず行っているため、お客様から「若いですね」「綺麗な肌ですね」とお褒めの言葉をいただくこともあります。自分自身が磨かれていなければ、説得力のある治療を提供することはできないと考えています。

美容医療の分野では、「継続」が何よりも大切です。皮膚の状態は一朝一夕で改善するものではありません。そのため、治療を続ける重要性を丁寧に説明し、長期的な視点で美容ケアをサポートしています。現在、たるみ治療やクマ取りのご相談が多く、韓国製の最新機器を用いた治療にも力を入れています。こうした最先端技術の導入は、韓国をはじめとする美容医療先進国から最新情報を取り入れることで実現しています。

クリニックの理念は、お客様一人ひとりに「最善かつ最適」な治療を提供することです。そのため、お客様との理想の状態をすり合わせ、卓越した技術を追求し続けることが欠かせません。また、ホスピタリティを重視し、ご家族やご友人にも紹介したくなるような安心感のあるクリニックを目指しています。価格設定についても、継続しやすい範囲を心がけ、通いやすい環境を整えています。

さらに、再生治療やエクソソーム治療など、注目される次世代の治療法にも取り組んでいます。これにより、クリニックの「昨日よりも『今日』、もっと輝く。」というコンセプトを一層実現できると考えています。

現在、次のステップとして、千葉県船橋市に新しいクリニックを開設する準備を進めています。これまで千葉方面からお越しいただいていた多くのお客様に、より通いやすい環境を提供するためです。今回のリニューアル、そして新たなクリニックの開院を通じて、これまで以上に多くの方々の「美しさ」と「健康」をサポートしていきたいと考えています。

私たちは、美容医療を通じて、すべてのお客様が「明るく、活発な毎日」を送るお手伝いをしたいという理念を掲げています。今後も、お客様の理想を実現するために、真摯に取り組んでまいります。





Why are clinics choosing Union Tec?

ユニオンテックがクリニックに選ばれている理由とは?

Achievement

実績一覧

Frame 1981.jpg

Proposal

提案書の
サンプル紹介

Frame 1981 (1).jpg

Flow

空間づくり
の流れ

Frame 1981 (2).jpg

Voice

お客様の声

Frame 1981 (3).jpg
バナー.png
bottom of page