Voice
お客様の声
Client
Belle Clinic
理事 渡邊 伸一 様
ベル美容外科クリニック 様理事 渡邊 伸一 様
https://belleclinic.com
東京都渋谷区円山町3-6
E・スペースタワー10F

医療法人社団ベル美容外科クリニック
渡邊 伸一 理事
“金の糸”が紡ぐ、美容医療の新たなかたち。
医療・教育・経営が融合する次世代の拠点へ。
美容医療に“サービス”と“信頼”という概念を持ち込み、独自のネットワークと再生医療の哲学によって、唯一無二のビジネスモデルを築いてきた渡邊伸一氏。
もとは俳優・司会業として活動する中で、自ら受けた「金の糸」の施術に感銘を受けたことがきっかけで、美容医療の世界へ。医師ではない立場からその魅力を広め、全国の提携サロンや医療従事者と共に、新たなスタイルを確立してきました。
このたびリニューアルを果たした新クリニックは、診療空間に加え、セミナールームやオフィスも備えた、医療・教育・経営が融合する場として進化。
空間には、創業以来大切にしてきた“金の糸”の哲学が息づき、スタッフの意識やブランド価値にも広がる拠点となっています。本インタビューでは、その原体験から始まった歩みと、仕組みづくり、空間に込めた想いまでを語っていただきました。

自分自身の体験から始まった、美容医療への挑戦
私はもともと、美容医療とは無縁の人生を歩んでいくつもりでした。舞台俳優として活動しながら、ナレーターや司会業といった“喋る仕事”を生業にしていたのです。そんな私が当クリニックを立ち上げるきっかけ──転機となったのは、テレビ番組で偶然「金の糸」の美容治療に出会ったことでした。
ロシアで行われていたその施術は、皮膚の下に極細の金糸を入れることで異物反応が起こり、新しい血管や細胞が生まれ、肌の若返りが促されるというもの。今でも、昨日のことのようにその感動を覚えています。人前に立つ仕事をしていたこともあり、強い興味を抱き、「とにかく自分も受けたい」と思ったのです。
そして実際に、私は自らロシアに渡り施術を受けました。帰国後、仕事仲間から「何をしたの?」と驚かれるほどの変化がありました。もともとは司会業を長く続けるための自己投資でしたが、周囲の反応を見て「これは他の人にも勧めたい」と思うようになり、希望者を募って再び団体でロシアへ渡りました。皆さんに大変満足していただけたことで、「これは日本でも必ず求められる」と確信し、ビジネスとしての可能性に気づいたのです。
そこから、日本人向けの施術ツアーを組み、渡航サポートをスタート。やがて、ロシアに行かずとも日本国内で同じ技術を提供できるようにしたいと考え、クリニックを立ち上げるに至りました。
私が医師ではない立場から始めたからこそ、美容医療に“サービス”という概念を持ち込み、患者様としっかり向き合い、信頼をベースにした仕組みを構築してきたと自負しています。現在もSNSに頼らず、パートナー契約を結んだ美容サロンや医療従事者の方々とのネットワークを活かし、全国規模での集客体制を整えています。これはまさに医療とビジネスの融合。その先駆けとして、今のクリニックの姿があるのです。

新たなステージにふさわ しい空間を目指して
これまで私たちは、都内にある100坪のクリニックを拠点として運営してきました。もともとはワンフロアでスタートしましたが、患者数の増加と業務の拡張に伴い、やがて上下2フロアに分かれて診療と事務を行う体制に移行しました。ただ、空間が分かれることでスタッフ間の一体感が薄れ、どこか非効率さを感じる場面も多く、「いつかは再びワンフロアでやりたい」という思いを常に抱いていたのです。
さらに、私たちのビジネスモデルでは、提携先との勉強会やセミナーの開催が欠かせません。全国に1万2000社以上いるパートナーの皆さまと定期的に信頼関係を築くためにも、100人近くを収容できるセミナールームの確保は、長年の課題でもありました。そんな中、理想的な条件を備えた約300坪の物件と出会ったのです。診療や回復スペースに加えて、オフィスやセミナールームまですべてをワンフロアで無理なく収められる――これ以上ない立地だと確信し、即決しました。
今回のリニューアルは、私にとってこれまでの集大成とも言えるもので す。自信を持って「素晴らしい空間が完成した」と胸を張って言えますし、ここまで形にしてくださったユニオンテックさんには、感謝の気持ちしかありません。
実は当初、これまでお世話になってきた前クリニックのデザイン会社に今回も設計を依頼していました。しかし提案されたプランを見たとき、「どこか物足りない」と感じたのです。良く言えばこれまでの雰囲気と変わらない、でも今回のような大規模リニューアルには“物足りなさ”が拭えませんでした。過去の延長ではなく、今の私たちにふさわしい、そして未来へと進むための新たな空間が必要だと、強く感じ始めていたタイミングでした。
そんな折、ユニオンテックさんと出会いました。初めて提案を拝見したときには、驚きと感動が入り混じり、心からワクワクしたのを覚えています。提案に込められたのは、単なる空間設計ではなく、クリニックの進化と未来を象徴する“デザインの力”でした。「私たちの歩むべき道を、ここまで理解し形にしてくれるのか」と、深く感激したのを今でも鮮明に覚えています。

金の糸の哲学を宿す空間デザイン
新しい空間は、単に「広い」「綺麗」といった表層的なものではなく、私たちの医療理念や診療の本質をしっかりと内包した場でありたいと考えました。今回のデザインコンセプトの核にあるのは、私たちが誇る美容医療技術「金の糸」の存在です。これは、創業以来大切にしてきた象徴的な技術であり、「形を変えるのではなく、内側から自らの力で美しくなる」という私たちの哲学そのものでもあります。その思想を、空間の細部にまで丁寧に落とし込んでいただきました。
たとえば、エントランスに設けられた照明演出には、金の糸の輝きを想起させる光のラインが走り、壁や床材には自然な曲線と陰影が織り込まれています。VIPルームや施術室には、単なる清潔感だけではなく、「上質さ」や「驚き」を感じていただけるような工夫が随所に散りばめられており、訪れる方に「ここでしか味わえない体験」を提供する空間に仕上がっています。

また、スタッフの動線や患者様の回遊性、各部屋のゆとりも、設計段階からかなり意識した部分です。特に回復スペースの広さや使いやすさは、患者様に安心してお休みいただけるよう、機能性と快適性の両立を追求しました。内装は医療空間であると同時に、私たちのブランド体験を伝える“メディア”でもある――その思想が、今回のリニューアルにおいて明確に具現化されたと感じています。
そして何より、今回のリニューアルで最も嬉しかったのは、スタッフ一人ひとりの「ここで働きたい」「この空間が好きだ」という気持ちが自然と高まったことです。空間が人の気持ちを動かし、チームの一体感を生み、ブランドへの誇りを育てていく――今回のプロジェクトは、そのことを改めて実感させてくれる出来事となりました。


世界から選ばれるクリニックであるために
クリニック名に込めた「ベル」とは、フランス語で“信頼”や“信用”を意味する言葉です。フランスの医学界では「医師と患者の関係には“ベル”を重んじよ」と教えられており、これはまさに私たちの理念そのものでもあります。どれほど優れた技術や設備が整っていても、最終的に患者様にとって何より大切なのは、「このクリニックなら安心できる」という確信だと考えています。
近年は、医療ツーリズムの流れもあって、海外からのお客様も少しずつ増えています。日本の医療水準そのものが高く評価されていることもあり、訪日外国人の方々からの期待値は非常に高く、信頼という価値はますます重要になっていると実感しています。今回のリニューアルも、そうしたお客様により高い満足を提供するためのひとつの答えでした。
当院では、しわ・ニキビ・たるみ・シミなどの肌トラブルに対する治療に加え、点滴・注射、二重形成など、患者様の理想を実現するための多様な施術をご用意しています。また、体の内側から美しさを引き出すエイジングケアにも力を入れており、“今ある美しさを育てる”ためのご提案も行っています。
治療方針においては、経験豊富な医師と看護師による丁寧なカウンセリングを重視しています。患者様お一人おひとりの理想やお悩みに寄り添い、無理のない、納得のいく形で治療をご提案する――その姿勢は、開業当初から変わることなく、大切に守り続けていることのひとつです。
また、医療法および関連するガイドラインの遵守も徹底しています。私たちの公式サイトや広告物では、誇張表現や不正確な情報を一切掲載せず、患者様が誤解や不安を抱かないよう、常に正確で透明性の高い情報提供に努めています。場合によっては、やや不便に感じられる点もあるかもしれませんが、それもすべて「信頼」のために欠かせない責任だと考えています。
これからも私たちは、変化ではなく“再生”、誇張ではなく“誠実”を信条に、美容医療を追求していきます。患者様が本来の美しさを再発見し、自信を持って人生を歩んでいただけるよう、私たちはこの歩みを止めることなく、信頼に応える医療を続けてまいります。

Related Contents
関連コンテンツ
施工実績
Construction Achievements

施工中動画
Construction in progress video

Belle Clinic






































