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Beauty clinic

美容クリニック総研

2025年に東京都で開業した美容クリニックに見るファーストビュー(FV)設計と空間デザインの最新トレンド

公開日:2026/3/3

著者:

所長 石田 毅

導入文 中国人、とりわけ中国人富裕層の中で、日本への医療ツーリズムに高い将来性があると言われています。
では、中国人富裕層が、わざわざ日本に医療観光に来る理由とは何でしょう?
その理由は、中国と日本の医療システムを比較してみることで明らかになります。そこにはいくつかの重要な違いが存在します。
中国では、病院の数が慢性的に不足しており、特に地方では医療レベルに大きな差が存在しています。この差は都市部と地方の医療サービスの質において顕著で、高い医療を求める人々が都市の病院へと集まることで、大混雑を引き起こしています。
さらに、中国の医療体制では歩合制が導入されている場合があり、医療費が非常に高額になる傾向があります。

2025年も東京都では複数の美容クリニックが新たに開業しました。


本記事では、2025年に東京都で開業した美容クリニックをピックアップして、各院の公式サイトのファーストビュー(FV)=最初の1画面を横断的に分析。そこから見えてきた、WEBデザインと空間設計の関係性、そして“選ばれるクリニック”に共通する構造を整理しました。



対象としたのは以下のクリニックです。

● Stand by Beauty Clinic

● ちなつスキンクリニック

● Ginza78 Clinic

● クリニックフォア巣鴨

● 麻布台ビューティセルクリニック

● 品川すずき皮膚科

● 新宿駅前IGA皮膚科クリニック

● 肌の青空クリニック

● PRISM Beauty Clinic





なぜ美容クリニックにおいて「ファーストビュー」が重要なのか


美容クリニックのWEBサイトにおいて、ファーストビューは単なるビジュアルではありません。


FVは、

・医療寄りか、美容寄りか

・相談型か、即決型か

・高級路線か、地域密着か


といったクリニックの思想そのものを、数秒で伝える手段です。

開業初期においては特に、

「ここ、自分に合いそう」

と思わせられるかどうかが、予約率や来院率を大きく左右します。



2025年開業クリニックに共通して見えた3つのFVタイプ

今回の分析から、大きく3つの設計タイプが見えてきました。


① 共感・伴走型美容クリニック
“寄り添う医療”を前面に出すファーストビュー


【 Stand by Beauty Clinic




Ginza78 Clinic 】




ちなつスキンクリニック



このタイプでは、


・寄り添う

・伴走

・かかりつけ

・サポート


といった言葉がFVに配置され、施術内容よりも先に「関係性」を提示しています。


Stand by Beauty Clinic は世界観重視、Ginza78 Clinic は生活密着型、ちなつスキンクリニックは院内実写による実在感。


アプローチは違えど、共通しているのは、美容医療を“怖くないもの”として再定義している点です。



② 日常医療拡張型
皮膚科から美容医療へ自然につなぐ設計


肌の青空クリニック



「普段の肌悩みから美容医療まで」といったコピーに象徴されるこのタイプは、保険診療と美容皮膚科を横断する入口設計が特徴です。

家族イメージや生活者ビジュアルを用い、 “地域の肌相談窓口”としての安心感を構築しています。



③ 成果期待ビジュアル型
王道の美容クリニック設計

冒頭で紹介したPRISM Beauty Clinic がこの代表です。

モデルビジュアルと抽象コピーによって、

「なりたい自分」

を瞬時に想起させる構造。

従来は主流だったこの型は、2025年開業組ではむしろ少数派となっています。



美容クリニック開業時に考えるべきFV設計3つのポイント


ここは実務的に重要です。


① 医師を出すか、空間を出すか

② 美容主語か、医療主語か

③ 相談型か、即決型か


ファーストビューは、マーケティング戦略そのものです。



WEBデザインと内装は“別物”ではなく、同じ体験の一部



麻布台ビューティセルクリニック




クリニックフォア巣鴨



今回のクリニック群で共通していたのは、WEBのFVトーンと実際の院内空間が高い精度で一致していること。


専門特化型は素材感の強い内装、スマート医療型はオペレーションが見える空間。

つまり、


ファーストビューは完成後の空間体験を先に見せている


という構造になっているのです。



CLINIC総研 所長 石田のコメント


2025年に開業した美容クリニックのファーストビューを俯瞰すると、「安心」「信頼」「日常性」を前面に出す設計への明確なシフトが見えてくる。


共感型、かかりつけ型、医師実在型、オンライン併用型。入口の設計は多様化しているが、共通しているのは、


誰に、どんな関係性を築きたいかが最初の1画面に表れていること。


美容医療は今、“特別な体験”から“信頼される日常医療の延長”へと移行している。


私たちが重視しているのは、内装単体ではなく、Webから院内体験までを一貫して設計し、患者との関係性を構造化すること


ファーストビューと空間設計の一致点こそが、これからの美容クリニック開業における重要なポイントのひとつであると考えられる。

クリニックナレッジvol.61

所長 石田 毅

2025年も東京都では複数の美容クリニックが新たに開業しました。


本記事では、2025年に東京都で開業した美容クリニックをピックアップして、各院の公式サイトのファーストビュー(FV)=最初の1画面を横断的に分析。そこから見えてきた、WEBデザインと空間設計の関係性、そして“選ばれるクリニック”に共通する構造を整理しました。



対象としたのは以下のクリニックです。

● Stand by Beauty Clinic

● ちなつスキンクリニック

● Ginza78 Clinic

● クリニックフォア巣鴨

● 麻布台ビューティセルクリニック

● 品川すずき皮膚科

● 新宿駅前IGA皮膚科クリニック

● 肌の青空クリニック

● PRISM Beauty Clinic





なぜ美容クリニックにおいて「ファーストビュー」が重要なのか


美容クリニックのWEBサイトにおいて、ファーストビューは単なるビジュアルではありません。


FVは、

・医療寄りか、美容寄りか

・相談型か、即決型か

・高級路線か、地域密着か


といったクリニックの思想そのものを、数秒で伝える手段です。

開業初期においては特に、

「ここ、自分に合いそう」

と思わせられるかどうかが、予約率や来院率を大きく左右します。



2025年開業クリニックに共通して見えた3つのFVタイプ

今回の分析から、大きく3つの設計タイプが見えてきました。


① 共感・伴走型美容クリニック
“寄り添う医療”を前面に出すファーストビュー


【 Stand by Beauty Clinic




Ginza78 Clinic 】




ちなつスキンクリニック



このタイプでは、


・寄り添う

・伴走

・かかりつけ

・サポート


といった言葉がFVに配置され、施術内容よりも先に「関係性」を提示しています。


Stand by Beauty Clinic は世界観重視、Ginza78 Clinic は生活密着型、ちなつスキンクリニックは院内実写による実在感。


アプローチは違えど、共通しているのは、美容医療を“怖くないもの”として再定義している点です。



② 日常医療拡張型
皮膚科から美容医療へ自然につなぐ設計


肌の青空クリニック



「普段の肌悩みから美容医療まで」といったコピーに象徴されるこのタイプは、保険診療と美容皮膚科を横断する入口設計が特徴です。

家族イメージや生活者ビジュアルを用い、 “地域の肌相談窓口”としての安心感を構築しています。



③ 成果期待ビジュアル型
王道の美容クリニック設計

冒頭で紹介したPRISM Beauty Clinic がこの代表です。

モデルビジュアルと抽象コピーによって、

「なりたい自分」

を瞬時に想起させる構造。

従来は主流だったこの型は、2025年開業組ではむしろ少数派となっています。



美容クリニック開業時に考えるべきFV設計3つのポイント


ここは実務的に重要です。


① 医師を出すか、空間を出すか

② 美容主語か、医療主語か

③ 相談型か、即決型か


ファーストビューは、マーケティング戦略そのものです。



WEBデザインと内装は“別物”ではなく、同じ体験の一部



麻布台ビューティセルクリニック




クリニックフォア巣鴨



今回のクリニック群で共通していたのは、WEBのFVトーンと実際の院内空間が高い精度で一致していること。


専門特化型は素材感の強い内装、スマート医療型はオペレーションが見える空間。

つまり、


ファーストビューは完成後の空間体験を先に見せている


という構造になっているのです。



CLINIC総研 所長 石田のコメント


2025年に開業した美容クリニックのファーストビューを俯瞰すると、「安心」「信頼」「日常性」を前面に出す設計への明確なシフトが見えてくる。


共感型、かかりつけ型、医師実在型、オンライン併用型。入口の設計は多様化しているが、共通しているのは、


誰に、どんな関係性を築きたいかが最初の1画面に表れていること。


美容医療は今、“特別な体験”から“信頼される日常医療の延長”へと移行している。


私たちが重視しているのは、内装単体ではなく、Webから院内体験までを一貫して設計し、患者との関係性を構造化すること


ファーストビューと空間設計の一致点こそが、これからの美容クリニック開業における重要なポイントのひとつであると考えられる。

著者プロフィール

所長 石田 毅
ウェルネス領域におけるCX(顧客体験)設計とブランド戦略の専門家。スカイスパYOKOHAMAでのコワーキング開発を経て、美容・医療分野の体験価値向上に取り組んでいる。

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