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SHIRO KUMA CLINIC AZABU

院長 松田 朋子 様

SHIRO KUMA CLINIC AZABU 様

https://shirokumaclinic.com/
東京都港区麻布十番1-8-2
タカマビルヂング4階


SHIROKUMA CLINIC AZABU

松田 朋子 院長


理想のクリニックをデザインで形に。

お客様に寄り添うアットホームな空間づくり。


お客様に寄り添う美容医療を目指し、麻布十番で開業した美容皮膚科・クマ治療の専門医である松田朋子院長。


前職では銀座や表参道の美容クリニックで多くの症例と向き合い、一人ひとりに寄り添う施術スタイルを追求してきました。


「ノーと言わないクリニック」を信条に掲げ、今回独立開業。親しみやすくアットホームな空間を実現するため、内装デザインにも強いこだわりを持たれています。


カフェのようにくつろげるスペースやお子様連れに配慮したキッズルーム、パリのカフェを思わせるインテリアなど、訪れる人が自然とリラックスできる空間づくりに力を注がれたとのこと。


開業に至る経緯やデザインが形になるまでのエピソード、そして美容医療への熱い想いについて、お話を伺いました。




医師として、人として。ご縁がつなぐアットホームなクリニック


開業して間もない今、ありがたいことに前職時代からのお客様ではありますが、多く来てくださっています。と同時にご紹介でいらっしゃる方も多く、お母さまやお父さまが娘さんに続いて来院されたり、ご夫婦で通ってくださったり。先日も遠方から親子二世代で足を運んでいただき、胸が熱くなりました。また、先日結婚されたお客様から「結婚しました」と写真付きでご報告をいただくこともあり、医師としての関係を超え、人としてのご縁を築けていることが本当に嬉しく、励みになっています。そうしたお客様とのご縁が、私の背中を押してくれていると日々感じています。


もともと私は、ただ施術を提供するだけではなく、お客様が自然と集まりたくなるような、居心地のよい空間を作りたいと考えていました。極端にいえば診察がなくても、お茶だけ飲みに立ち寄っていただけるようなクリニック。だからこそ、カフェのようなスペースを広く取り、ほっと一息つけるような雰囲気づくりを意識しています。小さなお子様を連れて来院される方もいるため、キッズスペースも用意しました。美容医療は緊張感を伴うことも多いですが、できるだけ親しんでいただき、ほっこりできる場所でありたい。自分が理想としていたクリニック像が、少しずつ形になりはじめているのを実感しています。


私は大阪出身で、人との距離が近く、温かい空気感が自然と身についています。そんな私にとって、開業地として選んだ麻布十番は特別な魅力を感じる街でした。洗練されたお店が立ち並ぶ一方で、どこか下町の雰囲気が残っていて、大阪らしい親しみやすさを覚えるのです。前職のクリニックが銀座や表参道といった華やかなエリアに店舗展開していたこともあり、独立するならそうした立地は避け、自分らしいスタイルを発揮できる場所にしたいと考えていました。




理想を形にするため、駆け込みで出会えた心強いパートナー


もともと私は美容医療とはまったく異なる世界でキャリアを始めており、デザイン関係の仕事に携わっていました。カメラマンのアシスタントをしていたこともあり、周囲には美術やデザイン系の仲間が多く、日常的にアートや空間づくりに触れる環境で過ごしてきました。そうした背景があるからこそ、開業にあたりクリニックのデザインには強いこだわりを持っていました。「自分らしい空間をつくりたい」という思いが、他の誰よりも強かったと思います。



今回、最終的に内装を手がけていただいたのはユニオンテックさんです。医療業界では有名で、クリニックの施工実績も豊富にあり、私も以前から名前は知っていました。ただ、素敵な事例が多い分、かなりコストがかかるのではないかという先入観があり、予算のこともあってお声がけせずにいました。そのため、当初は別の業者さんに依頼していたのですが、これがなかなか進まなかったのです。開業日を設定して準備を進めていたのに、1か月前になってもまともな図面の提案すらなく、問い合わせても「大丈夫です」という返答だけで、不安ばかりが募りました。あとからわかったのですが、その時に出てきた図面は、図面として成立していない内容だったようです。


スタッフの採用や医療機器の準備も着々と進めていたなか、このままでは間に合わないという危機感が高まっていました。そんなとき、以前から知っていたユニオンテックさんに思い切って相談することにしました。医療系コンサルの方からもおすすめされていたことが後押しとなり、半ば駆け込むような形で連絡を取ったのです。その際の対応が本当に前向きで、「とにかく急いで完成させましょう」という力強い言葉をいただき、救われた気持ちになりました。


納期がほとんどない状況にもかかわらず、私の強いこだわりや細かいリクエストに真摯に向き合ってくださり、デザインの打ち合わせも何度も夜遅くまで行っていただきました。その誠実な姿勢とスピード感には、泣きそうになるほどジーンと感動したのを覚えています。




モノトーンと柔らかさが調和する、こだわりの空間づくり


私が描いたクリニックのデザインコンセプトは、ユニセックスで誰もが落ち着けることを大切にしつつ、モノトーンを基調とし、冷たくなりすぎない柔らかさを表現することでした。男女問わず幅広いお客様が訪れるため、性別や年齢に関わらず自然に馴染む空間であることが重要だと考えました。そのため、壁面にはクラシカルなモールディングを取り入れ、都会的な洗練さを演出しつつも、ところどころにアーチ状の曲線を配して優しさを感じられるデザインにしています。モールディングはどうしても実現したい強いこだわりで、写真や言葉でイメージを丁寧にデザイナーさんにお伝えし、形にしていただきました。


特に気に入っているのはカフェスペースです。外光が差し込む窓際に配置し、大きなアーチ型の窓やカフェカウンター、タイル張りの床、椅子やテーブルまで、まるでパリのカフェを思わせるような雰囲気に仕上げています。診察や施術の有無に関わらず、訪れた方が一息つきたくなるような開かれた空間を目指しました。さらに、お子様連れでも安心して過ごせるよう、キッズスペースも個室で設計。アーチ状の開口をくぐって入る仕様にし、小さなお子様がちょっとした冒険を楽しめるような遊び心も加えています。




施術室は機能性とデザイン性の両立にこだわりました。複数の部屋をガラス張りにし、使用時はカーテンで閉じてプライバシーを守り、使用していないときは開放して全体が広く見えるように工夫しています。こうした透明感と開放感が、誰もにとって心地よい空気を生み出していると実感しています。中でもVIPルームは特別な存在で、黒いフレームのガラス扉にアーチの意匠を取り入れ、洗練された印象を持たせました。この部屋だけ木調フローリングに切り替え、温かみを演出。壁にはパリの街並みの写真を額装し、複数組み合わせてアートギャラリーのような特別感を出しました。


また、院長室の扉には遊び心を込めています。一見すると他の壁と同じモールディングの装飾壁に見えますが、実はそこが隠し扉になっていて、驚きと楽しさを感じてもらえるデザインです。こうした細部までの要望にデザイナーさんは真摯に寄り添い、私の強いこだわりをすべて形にしてくださいました。やりにくい部分も多かったと思いますが、それでも丁寧に応えてくださったことで信頼関係がしっかり築けたと感じています。




ノーと言わない、誠実な医療を一人ひとりに


こだわりのつまったクリニックが、ユニオンテックさんのおかげでこうして無事に完成しました。デザイナーさんはもちろん、自ら製作進行まで担ってくださった社長様の存在には感謝の気持ちでいっぱいです。開業までの限られた期間の中で、素早い対応と真摯なサポートがあったからこそ、私の理想を形にすることができたと強く感じています。この空間が完成したとき、胸の奥からこみ上げるような喜びと同時に、ここからが本当のスタートだという気持ちになりました。


独立して自分のクリニックを持つことなど、数年前まではまったく考えていませんでした。当時もそれなりにキャリアを積んでいて、周囲から「独立しないの?」と声をかけられることもありましたが、具体的に動く気持ちはありませんでした。けれど、美容医療に携わる中で「とことんお客様に寄り添う」「ノーと言わない」クリニックをつくりたいという想いが少しずつ強くなっていったのです。最新の医療機器がそろった前職は環境的に恵まれていましたが、分業体制が進んでおり、私は一人ひとりのお客様に最初から最後まで責任を持って関わりたいと感じるようになりました。その想いを実現するために選んだ道が、独立開業でした。


もちろん、経営効率だけを考えれば、施術室を増やし、より多くのお客様を受け入れるほうが理にかなっているのかもしれません。実際、カフェスペースを広くとったことについては、医師仲間から「もっと施術室を増やした方がいい」と助言されることもあります。でも、私は自分がやりたいこと、理想とするスタイルを貫きたかったのです。たとえ将来、お客様が増えて今のキャパシティでは追いつかなくなり、悩むことがあったとしても、それは幸せな悩みだと感じています。自分が信じる形でお客様と向き合い、その中で悩めるのなら、それ以上にありがたいことはありません。


私たちが大切にしているのは、どこよりも患者様に寄り添い、誠実な医療を届けることです。ここに来てくださった方が「自分をもっと好きになれた」「明日が楽しみになった」と感じてもらえるように、どんな想いにも真剣に向き合い、美しさを一緒に叶えていきます。当院は目の下のクマ治療を中心に、ヒアルロン酸注入や肌治療などのアンチエイジングに力を入れています。“少しだけ今よりきれいになって、毎日が楽しくなる”──そんな前向きな変化を目指し、大切な人にすすめたくなるような医療を、心を込めてお届けします。


クリニック名には、私の専門である「KUMA(クマ)」治療と、愛犬「SHIRO」への想い、そして「クマを白く明るくする」という願いを込めました。麻布十番という街で、信頼され、紹介されるクリニックを目指して、スタッフ一同、これからも一歩ずつ丁寧に積み重ねてまいります。



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