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Re:Birth Clinic NAGOYA

院長 河之口 大輔 様

Re:Birth Clinic NAGOYA 様院長 河之口 大輔 様

https://rebirth-clinic.jp/
愛知県名古屋市南区菊住1-4-10
Naritabldg 3F

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リバースクリニック

河之口 大輔 院長


一人ひとりに長く寄り添う美容医療を目指して。

Re:Birthが描く新しい美容医療とは?


地域に根ざした美容医療の新たな拠点として開業した

形成外科・美容外科専門医の河之口大輔先生。


大学病院や総合病院での豊富な臨床経験、大手美容外科での院長経験を重ね、

幅広い症例と技術を培ってきたキャリアを生かし、

特定の施術に特化するのではなく、

一人ひとりの悩みに長く寄り添う“美容医療のホームドクター”を志しています。

その思いを形にするために、

「Re:Birth(もう一度生まれる)」というコンセプトを掲げ、

空間デザインや設備、診療体制の構築にも強いこだわりを込めました。


河之口先生が目指す美容医療のかたちは、どのようなものなのでしょうか。


開業に至るまでの歩みや地域への想い、

そしてこれからの展望についてお話を伺いました。



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「もう一度生まれる」想いと、形成外科から築いた医師としての礎


今回開業したクリニックは、「もう一度生まれる」という意味を込めて命名しました。転生もののライトノベルを愛読する私の趣味から着想を得たものですが、決して言葉遊びではありません。年齢や過去にとらわれず、何度でも挑戦できる人生を、医療を通じて応援したい――それが私たちの願いです。


私がメスを握った原点は、少し恥ずかしいのですが、漫画『ブラック・ジャック』への憧れでした。難しい症例ほど燃える職人気質の性分で、卒業後は総合病院・大学病院で形成外科を研鑽し、形成外科専門医を取得しました。その後、城本クリニック名古屋院院長、湘南美容クリニック豊田院院長を歴任し、20年以上にわたり形成外科と美容外科のキャリアを重ねてきました。さらに症例経験を積む中で、日本美容外科学会(JSAS)・日本美容外科学会(JSAPS)の両美容外科専門医資格も取得し、合わせて三つの専門医資格を有しています。これらの資格は、臨床経験と難易度の高い症例レポートによる書類審査、形成外科全般にわたる筆記試験、大学教授陣による口頭試問をすべてクリアして初めて取得できる、非常に厳格なものです。


形成外科は「再建外科」としての側面も持ち、手術後の組織欠損や傷跡修正、機能再建などに強い分野です。私は唇裂や乳房再建など多くの難症例に携わってきましたが、こうした経験は美容外科において他院修正に取り組む際に大きな力となっています。三資格の誇りと責任を胸に、私は「短期的ではなく中長期で効果が続く、本物の治療」を追求し続けています。


当クリニックは、美容医療の“かかりつけ医”を目指し開業しました。昨今は特定の施術に特化したクリニックが増えており、ビジネスの観点からも、ひとつの分野に絞ったほうが効率的だという考え方が主流になっています。しかし私は、そうした方向性だけが正解だとは考えていません。特定の施術に専門特化するのではなく、幅広い技術を身につけ、患者さん一人ひとりの悩みに包括的に応えられる「美容のホームドクター」でありたい――そんな強い思いがあります。大学病院や大手クリニックでの勤務を通じ、多くの患者さんが「信頼できる先生に出会っても、別の施術は別のクリニックに行かざるを得ない」という現実に直面してきました。その分断をなくし、長期的に寄り添える場をつくること。それこそが、私が開業を決意した大きな理由です。



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地元に根ざし、理想のクリニックをこの地に


私は三重県の出身ですが、開業した愛知県は20年以上、ずっとこの地域に根ざして医療に携わってきました。大学病院・市中病院・大手美容外科と、常に愛知の医療現場に身を置いてきたこともあり、自ら開業するなら愛知だろうなと思っていましたね。開業したクリニックが位置するエリアは、瑞穂区や昭和区といった名古屋でも屈指の高級住宅街に隣接しています。東京でいえば白金、関西でいえば芦屋のような雰囲気を持つ地域で、周辺には落ち着いた住宅地や教育・医療機関も多く、美容医療への関心が高い層も多いのではないかと感じています。


もともと、美容医療は「都心まで足を運ぶもの」という印象が強く、名古屋や栄といった繁華街には多くのクリニックが集まっています。しかし、実際には地元の方々が頻繁に都心へ出向くことは少なく、時間的・心理的なハードルがあると感じていました。だからこそ、生活圏の中で美容医療にアクセスできる場をつくることに、大きな意味があると考えたのです。


独立の構想は10〜15年前からあり、当時から物件探しにも関心を持ち、少しずつ情報収集をしていました。本格的に動き出したのは数年前で、その際には周囲の医師仲間や関係者にも相談に乗ってもらい、経営方針や診療スタイルについてさまざまな意見を聞きましたが、自分の中では最初から“幅広く対応できるクリニックをつくる”という軸がはっきりしていました。だからこそ、場所選びも「多様なニーズに応えられる環境」を基準に慎重に進めたのです。


地域密着であることは大前提ですが、同時に医療空間として“特別な場”であることも重視していました。日常の延長ではなく、来院することで少し気持ちが高まるような洗練された空間づくりは不可欠だと考えていたのです。ただ、自分には建築やデザインの専門知識があるわけではありません。そこで、信頼して任せられる施工会社を探したいと考え、知人を通じて紹介を受けたのがユニオンテックさんでした。ユニオンテックさんは医療空間の施工実績が豊富で、ドクター仲間の間でも評判の高い会社でした。この出会いが、理想の空間づくりを具体化していく大きなきっかけとなりました。


周辺には、美容医療を身近に求める潜在的なニーズもあると感じています。そうした声に応えるためにも、診療体制の充実と同時に空間のクオリティにもこだわることが重要でした。理想とするクリニックの構想が、少しずつ具体的な形になっていったのです。



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「Re:Birth」を体現する、洗練された医療空間へ


私自身、デザインには興味がありますが、自分で形にする力はないので、イメージや方向性を伝え、それをユニオンテックさんに汲み取っていただく形で進めました。ご提案いただいたデザインはとても完成度が高く、緑と白をイメージカラーに、植栽の生き生きとした潤いとエレガントな清潔感を融合し、患者さまが安心して「Re:Birth」の瞬間を迎えられる空間をつくることができました。高級感と清潔感、そして遊び心や斬新さをどう融合させるか――そこに重点を置いたデザインです。私からの修正はほとんどありませんでした。最初に伝えたイメージをしっかり汲み取っていただき、提案内容も的確だったからです。


ロゴデザインもユニオンテックさんにご提案いただきました。スペルを少しずらし動きをつけたデザインで、変化や躍動感を表現しています。植栽の中にロゴを配置することで「新たに生まれ変わる」というクリニックのコンセプトを空間全体で演出しました。クリニック内のサインも、英語ではなくあえて日本語を用いることで、視認性と個性を両立させています。


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また、設備面でも大手クリニックに引けを取らない最新機器を導入しました。細部にまでこだわり抜いた内装と設備が相まって、クリニック全体の信頼感と居心地の良さを支える空間が完成しました。駅から歩いてくる途中でクリニックの看板が目に入るよう設計しており、視認性と印象にも配慮しています。こうした一つひとつの要素が組み合わさることで、私自身が理想とする医療空間が形になっていきました。


施工段階では、コンセントの位置や水回り、トイレの詰まりといった細かなトラブルもありましたが、すぐに対応していただけて大きな問題になることはありませんでした。やはり、実際に工事が始まってみないとわからない部分も多いものですね。限られた時間の中で急ピッチで進めていただき、オープンに間に合ったのは本当にありがたかったです。



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信頼と技術を礎に、さらなる進化を目指す


現在、クリニックは開業して間もない段階ですが、勤務医時代からの患者さまにもお越しいただけるようになり、おかげさまで順調なスタートを切ることができました。ただ、まだ未完成な部分も多いと感じています。医療設備をさらに充実させるとともに、今後はより細やかなニーズにも応えられる体制を少しずつ整えていく予定です。患者さんの抱える悩みは多様であり、それにしっかりと応えられるクリニックでありたいと考えています。


設備面を充実させたのは、「ここでしか受けられない治療」を実現するためでもあります。高難度の施術や他院で断られた再手術にも対応できるよう、骨膜上から真皮浅層まで複数層を組み合わせるテクニックを活かし、審美性と機能性の両立を追求しています。細やかな設計によって美しい仕上がりを叶えながら、ダウンタイムの最小化にも力を入れています。完全個室のプライベート空間では、受付から施術、アフターケアまでを一貫して個別対応。空調や照明も調整でき、他の患者さんと顔を合わせることなく安心して過ごせる環境を整えました。衛生管理やパウダールームの設備も含め、快適さと清潔さを徹底しています。


今後はスタッフの増員や診療体制の拡充を進め、将来的には多店舗展開も視野に入れています。東海地区を中心に、美容医療の「ホームドクター」として信頼される存在になることが目標です。地域に根ざしながらも、より多くの患者さんに寄り添えるような広がりを持った展開を考えています。


私は、特定の一施術に特化した“名医”になることよりも、一人の患者さんのあらゆる美容の悩みに長く寄り添える存在でありたいと考えています。そのためには技術力だけでなく、空間、体制、そして信頼関係を含めた総合的な力が欠かせません。今回の開業を通じて、その第一歩をしっかり踏み出せたと感じています。これからも地域の方々にとって安心して通えるクリニックであり続けられるよう、日々進化を重ねていきます。



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