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Beauty clinic

美容クリニック総研

あなたの出⾝地は美の先進地!?
全国美容クリニック密度ランキング

最終更新日:2025/11/13

著者:

所長 石田 毅

導入文 中国人、とりわけ中国人富裕層の中で、日本への医療ツーリズムに高い将来性があると言われています。
では、中国人富裕層が、わざわざ日本に医療観光に来る理由とは何でしょう?
その理由は、中国と日本の医療システムを比較してみることで明らかになります。そこにはいくつかの重要な違いが存在します。
中国では、病院の数が慢性的に不足しており、特に地方では医療レベルに大きな差が存在しています。この差は都市部と地方の医療サービスの質において顕著で、高い医療を求める人々が都市の病院へと集まることで、大混雑を引き起こしています。
さらに、中国の医療体制では歩合制が導入されている場合があり、医療費が非常に高額になる傾向があります。


都道府県別の⼈⼝と、同じく都道府県別のクリニック数は果たして⽐例しているのだろうか?また、各都道府県の⼈⼝に対するクリニックの数の割合(クリニック密度)はどうなっているのか︖そこに何かしらの傾向があったりするのか?


美容CLINIC総研が独⾃に調査を⾏いました。



都道府県別⼈⼝ランキング


出典:⼈⼝推計:2024年5⽉(e-Stat) https://bit.ly/3wNNvRN
出典:⼈⼝推計:2024年5⽉(e-Stat) https://bit.ly/3wNNvRN


都道府県別施設数ランキング


出典:第1回全国美容医療実態調査最終報告書(⽇本美容外科学会:JSAPS) https://www.jsaps.com/jsaps_explore.html
出典:第1回全国美容医療実態調査最終報告書(⽇本美容外科学会:JSAPS) https://www.jsaps.com/jsaps_explore.html

まずは、都道府県別の⼈⼝と施設数を調査。⼈⼝および施設数のランキングは上記の結果となりました。



ree

都道府県別⼈⼝と施設数ランキングを⽐較し、ランキングのギャップ(変動数)を導き出した数値が上記のチャートとなります。⾚字が⼈⼝に対して施設数のランキング⾼かった都道府県、逆に施設数のランキングが低かった都道府県が⻘字で⽰されています。



ree

都道府県別⼈⼝に対して、施設の割合をランキングにした結果です。割合は、は⼈⼝1,000⼈あたりの美容クリニックの件数(パーミル:‰)で表記しています。



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都道府県別⼈⼝ランキングに対して、施設密度(⼈⼝に対する施設数の割合)のランキングを⽐較し、ランキングのギャップ(変動数)を導き出した数値が上記チャートです。⾚字が⼈⼝に対して施設数のランキング⾼かった都道府県、逆に施設数のランキングが低かった都道府県が⻘字で⽰されています。




CLINIC総研所長 石田のコメント 

調査の結果、都道府県別⼈⼝と施設数のランキングの⽐較では、そこまで⼤きなギャップは⾒られなかった。特に上位はギャップが少なかったが、下位になるにつけギャップが⾒られる結果となった。


⼀⽅で、クリニック密度(⼀⼈当たりが利⽤できるクリニック数)ランキングを全国⼈⼝ランキングと⽐較した時にランキングに⼤きなギャップが⾒られた。ただ、⼈⼝に対するクリニック数の割合は、パーミルを使⽤しているので、東京の「6.65%」が⼈⼝1000⼈に対する割合であることを留意いただきたい。


それでも、沖縄が4位にランクインするなど、意外な結果が導き出された。クリニック密度のランキングの⽐較で⾒られるギャップからは以下の考察が得られた。


  • 6⼤都市に⽐較的近い都道府県は、6⼤都市にクリニックの数が多く充実していることから、クリニック密度が低い傾向に

    あると考えられる。(埼⽟・千葉・茨城:東京、静岡・岐⾩:愛知)

  • 沖縄や四国(⾹川、⾼知、徳島)など本州と離れたエリアは⽐較的クリニック密度が⾼い傾向にあった。交通の便などの

    理由で、本州と切り離されているため、⽣活がエリアで完結していることが関係しているが理由と考えられる。

  • 福岡は勿論だが、⻑崎、⼤分、佐賀など、九州の北部は⽐較的クリニック密度が⾼いことから、美に対する意識が⾼い特

    殊な地域であることが想定される。


⼀⼈当たりが利⽤できるクリニックの数が多いことが「美の先進地」と呼ぶのであれば、クリニック密度が上位に位置し、⼈⼝ランキングと⼤きくプラスのギャップがある「沖縄」「奈良」「佐賀」などは、「美の先進地」と呼べるのではないだろうか。




クリニックナレッジvol.10

所長 石田 毅


都道府県別の⼈⼝と、同じく都道府県別のクリニック数は果たして⽐例しているのだろうか?また、各都道府県の⼈⼝に対するクリニックの数の割合(クリニック密度)はどうなっているのか︖そこに何かしらの傾向があったりするのか?


美容CLINIC総研が独⾃に調査を⾏いました。



都道府県別⼈⼝ランキング


出典:⼈⼝推計:2024年5⽉(e-Stat) https://bit.ly/3wNNvRN
出典:⼈⼝推計:2024年5⽉(e-Stat) https://bit.ly/3wNNvRN


都道府県別施設数ランキング


出典:第1回全国美容医療実態調査最��終報告書(⽇本美容外科学会:JSAPS) https://www.jsaps.com/jsaps_explore.html
出典:第1回全国美容医療実態調査最終報告書(⽇本美容外科学会:JSAPS) https://www.jsaps.com/jsaps_explore.html

まずは、都道府県別の⼈⼝と施設数を調査。⼈⼝および施設数のランキングは上記の結果となりました。



ree

都道府県別⼈⼝と施設数ランキングを⽐較し、ランキングのギャップ(変動数)を導き出した数値が上記のチャートとなります。⾚字が⼈⼝に対して施設数のランキング⾼かった都道府県、逆に施設数のランキングが低かった都道府県が⻘字で⽰されています。



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都道府県別⼈⼝に対して、施設の割合をランキングにした結果です。割合は、は⼈⼝1,000⼈あたりの美容クリニックの件数(パーミル:‰)で表記しています。



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都道府県別⼈⼝ランキングに対して、施設密度(⼈⼝に対する施設数の割合)のランキングを⽐較し、ランキングのギャップ(変動数)を導き出した数値が上記チャートです。⾚字が⼈⼝に対して施設数のランキング⾼かった都道府県、逆に施設数のランキングが低かった都道府県が⻘字で⽰されています。




CLINIC総研所長 石田のコメント 

調査の結果、都道府県別⼈⼝と施設数のランキングの⽐較では、そこまで⼤きなギャップは⾒られなかった。特に上位はギャップが少なかったが、下位になるにつけギャップが⾒られる結果となった。


⼀⽅で、クリニック密度(⼀⼈当たりが利⽤できるクリニック数)ランキングを全国⼈⼝ランキングと⽐較した時にランキングに⼤きなギャップが⾒られた。ただ、⼈⼝に対するクリニック数の割合は、パーミルを使⽤しているので、東京の「6.65%」が⼈⼝1000⼈に対する割合であることを留意いただきたい。


それでも、沖縄が4位にランクインするなど、意外な結果が導き出された。クリニック密度のランキングの⽐較で⾒られるギャップからは以下の考察が得られた。


  • 6⼤都市に⽐較的近い都道府県は、6⼤都市にクリニックの数が多く充実していることから、クリニック密度が低い傾向に

    あると考えられる。(埼⽟・千葉・茨城:東京、静岡・岐⾩:愛知)

  • 沖縄や四国(⾹川、⾼知、徳島)など本州と離れたエリアは⽐較的クリニック密度が⾼い傾向にあった。交通の便などの

    理由で、本州と切り離されているため、⽣活がエリアで完結していることが関係しているが理由と考えられる。

  • 福岡は勿論だが、⻑崎、⼤分、佐賀など、九州の北部は⽐較的クリニック密度が⾼いことから、美に対する意識が⾼い特

    殊な地域であることが想定される。


⼀⼈当たりが利⽤できるクリニックの数が多いことが「美の先進地」と呼ぶのであれば、クリニック密度が上位に位置し、⼈⼝ランキングと⼤きくプラスのギャップがある「沖縄」「奈良」「佐賀」などは、「美の先進地」と呼べるのではないだろうか。




著者プロフィール

所長 石田 毅
ウェルネス領域におけるCX(顧客体験)設計とブランド戦略の専門家。スカイスパYOKOHAMAでのコワーキング開発を経て、美容・医療分野の体験価値向上に取り組んでいる。

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